凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
一人取り残された大きなお屋敷の廊下で、私は窓の外の景色を見ながら、これからのことを考えていた。

どうしたら良いんだろう?

結局、凪渡くんのお父さんに認めてもらうことが一番良いんだろうけれど……

会ったこともないし、凪渡くんもあまり会えていないようだった。

とりあえず、今は私に出来ることを……








「おい、部外者がそこで何をしている」







低い声でそう言われ、私は咄嗟に振り向くことが出来なかった。

< 100 / 134 >

この作品をシェア

pagetop