凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
「白木は今日何時上がり?」
「19時」
「じゃあ今日は白木の方が上がり早いな」
「そうだね。さっき店長にもうちょっといれるか聞かれたけど、今日は用事があるから断ったの」
仁くんがこちらに少しだけ視線を向けた気がした。
すぐに逸らされたから、本当にこちらに視線を向けていたかすら自信がないけれど。
でも、仁くんはこの後に用事があると言っても、「どんな用事?」とか「友達と会うの?」すら聞かないでいてくれる人。
それが私にはとても心地が良かった。
19時までのバイトはあまりにいつも通りで、目立ったトラブルがあるわけでもなく、いつもよりお客さんが少ないわけでもない。
まさにいつも通り。
「19時」
「じゃあ今日は白木の方が上がり早いな」
「そうだね。さっき店長にもうちょっといれるか聞かれたけど、今日は用事があるから断ったの」
仁くんがこちらに少しだけ視線を向けた気がした。
すぐに逸らされたから、本当にこちらに視線を向けていたかすら自信がないけれど。
でも、仁くんはこの後に用事があると言っても、「どんな用事?」とか「友達と会うの?」すら聞かないでいてくれる人。
それが私にはとても心地が良かった。
19時までのバイトはあまりにいつも通りで、目立ったトラブルがあるわけでもなく、いつもよりお客さんが少ないわけでもない。
まさにいつも通り。