凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
誤魔化して、胡散臭さをわざと出して、どこか踏み込ませてくれない。
私にはズカズカと踏み込んで、心を乱させるくせに。
「凪渡くんのばか」
「ははっ、会って急に罵倒してくるのなんて莉帆ちゃんだけだよ。……それで、俺に何が言いたいの? 急に公園に来る気になったってことは何か言いたいことがあったんでしょ?」
そうやって、見透かしてますみたいな態度も腹が立つ。
図星だからこそ、もっと腹が立つんだと思うけれど。
ゆっくり会話をするためにベンチに座っている凪渡くんの隣に腰掛ける。
私にとってそれは深い意味のある動作じゃなかったのに、凪渡くんは私が隣に座ると何故か嬉しそうな顔をして、それを隠すように顔をプイッと横に向けた。
私にはズカズカと踏み込んで、心を乱させるくせに。
「凪渡くんのばか」
「ははっ、会って急に罵倒してくるのなんて莉帆ちゃんだけだよ。……それで、俺に何が言いたいの? 急に公園に来る気になったってことは何か言いたいことがあったんでしょ?」
そうやって、見透かしてますみたいな態度も腹が立つ。
図星だからこそ、もっと腹が立つんだと思うけれど。
ゆっくり会話をするためにベンチに座っている凪渡くんの隣に腰掛ける。
私にとってそれは深い意味のある動作じゃなかったのに、凪渡くんは私が隣に座ると何故か嬉しそうな顔をして、それを隠すように顔をプイッと横に向けた。