凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
凪渡くんをぼーっと待ちながら、暗くなっている空を見上げる。
夜空でも曇っていて、月も星も見えない。
でも、そんな空だからこそ逆になんでも言いやすくて。
(待ってるから、早く来い。凪渡くんのばか)
心の中でも素直になれない自分に、つい笑いそうになってしまった。
それからどれくらい経っただろう。
あまり経っていない気もするし、結構待った気もする。
店の裏口から出てきた凪渡くんは私を見るなり、目を見開いた。
「莉帆ちゃん、なんでいるの!?」
「んー、そうやって驚く凪渡くんの顔は面白いだろうなーと思って」
私のばか。
夜空に願った時より、よっぽど素直じゃないから。
でも、なんで凪渡くんを待ちたかったかと聞かれても上手く言葉に出来る気がしないのだ。
夜空でも曇っていて、月も星も見えない。
でも、そんな空だからこそ逆になんでも言いやすくて。
(待ってるから、早く来い。凪渡くんのばか)
心の中でも素直になれない自分に、つい笑いそうになってしまった。
それからどれくらい経っただろう。
あまり経っていない気もするし、結構待った気もする。
店の裏口から出てきた凪渡くんは私を見るなり、目を見開いた。
「莉帆ちゃん、なんでいるの!?」
「んー、そうやって驚く凪渡くんの顔は面白いだろうなーと思って」
私のばか。
夜空に願った時より、よっぽど素直じゃないから。
でも、なんで凪渡くんを待ちたかったかと聞かれても上手く言葉に出来る気がしないのだ。