凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
今日は私が皿洗いで、仁くんがレジ担当。

皿洗い中は水の音がバシャバシャとなって、他の音なんか聞こえるはずない。

ましてや誰かが呟いた声なんて聞こえるはずない。






「白木ってやっぱり無理してんな。まぁ、はっきり言えない俺が悪いんだけど」






その心配は、ただのバイト仲間への感情か。

もしくは……?

まぁ、そんな仁くんの呟きすら聞こえていない私には気づけるはずがないけれど。

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