凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】

その心配は、恋情

凪渡くんの家でメイドのバイトを始めて二週間。

今日も朝から私は凪渡くん部屋の掃除をしている。

まだ仕事には慣れないが、もう緊張することは無くなっていた。




「りーほっちゃん。おはよう、可愛いからぎゅーしていい?」




前言撤回。

緊張することはまだ結構あります。

「だめに決まってるでしょ」

「えー、俺のこと好きって言ったくせに」

「言ってないっ!!!」

「ほぼ言ってたよ」

「っ! 凪渡くんのばかっ!」

「はいはい、莉帆ちゃんの『ばか』は愛情表現みたいなものだからね」

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