凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
「仁くん?」

「あ、いや、なんでもない。……いや、ごめん、やっぱ言うわ……白木、無理してない?」

「え?」

「前から眠そうだったけど、バイト増やしてから寝れてる?」

「それは……」

「いつも無理してたけど、最近もっと無理してる気がする。あいつが原因?」

「あいつって?」

「前に公園で待ち合わせてたやつ」

「ちがっ! 本当に関係ないから!」

初めて仁くんがここまで踏み込んだ。
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