バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
「この程度で音を上げてもらっては困るな……。馬車から一歩外に出れば、戦場だ。より一層、密着する必要が出てくる」
「自分の身は、ちゃんと守れますわ。あなたは殿下が傷つかないように、しっかりと目を光らせてくださいませ」
「ルリミカの力には、副作用がある。軽々しく連発などできない。それは、この間身を持って実感しただろう」
――死ぬかもしれないと身の危険を感じて歌えば、その場にいる人々は無効化できる。
しかし、歌い終えたあとからやってきた援軍にはなんの意味もなさない。
無数に敵が湧き出てくるような場面では、歌声を響かせたところでお荷物にしかならなかった。
「あなた1人で、私達を守れまして?」
「俺を誰だと思っている。勝算がなければ、帰ってなどこない」
「そうですの。でしたら私は、もう何も言いませんわ。有限実行を、楽しみにしていますわね」
私は悪役令嬢と呼ばれるに相応しい笑顔とともに胸を張ると、ハイヒールをカツコツと鳴らして歩み始める。
「行こう」
こうして私達は、堂々と王城内に侵入した。
「自分の身は、ちゃんと守れますわ。あなたは殿下が傷つかないように、しっかりと目を光らせてくださいませ」
「ルリミカの力には、副作用がある。軽々しく連発などできない。それは、この間身を持って実感しただろう」
――死ぬかもしれないと身の危険を感じて歌えば、その場にいる人々は無効化できる。
しかし、歌い終えたあとからやってきた援軍にはなんの意味もなさない。
無数に敵が湧き出てくるような場面では、歌声を響かせたところでお荷物にしかならなかった。
「あなた1人で、私達を守れまして?」
「俺を誰だと思っている。勝算がなければ、帰ってなどこない」
「そうですの。でしたら私は、もう何も言いませんわ。有限実行を、楽しみにしていますわね」
私は悪役令嬢と呼ばれるに相応しい笑顔とともに胸を張ると、ハイヒールをカツコツと鳴らして歩み始める。
「行こう」
こうして私達は、堂々と王城内に侵入した。