バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
なのに――その役目を果たすことなく、愛する婚約者をそっちのけで国民達に好かれようと行動する姿は、彼が自らに向ける愛を冷めさせるのに充分だったらしい。
「な、なんで……?」
「リナリアがオレの妻になるため、殺人を犯すような奴だとは思わなかった。国民のためにも、嘘つきで犯罪者なあんたと結婚するわけにはいかないんだよ。わかってくれ」
そんなの、理解できるはずがなかった。
わたしは幸せになるために必要なことだと信じて、修道士の言うことを聞いたのに――。
こんなの、あんまりだ。
「酷いよ……! どうしてわたしの頑張りを、否定するの!?」
「あんたが間違った方向に、努力を重ねすぎたのが悪いんだろ?」
「ジェラルド様なら、わたしを受け入れてくれると思ったのに……!」
「殺人を犯してまでもオレの妻になりたがるような奴だとは、こっちだって思わなかったんだよ」
ジェラルドの瞳が、嫌悪感に歪む。
大好きな人からそんな視線を向けられるなど、思いもしなかった。
わたしは今にも泣き出したくなる気持ちをぐっと堪え、涙目で問いかける。
「な、なんで……?」
「リナリアがオレの妻になるため、殺人を犯すような奴だとは思わなかった。国民のためにも、嘘つきで犯罪者なあんたと結婚するわけにはいかないんだよ。わかってくれ」
そんなの、理解できるはずがなかった。
わたしは幸せになるために必要なことだと信じて、修道士の言うことを聞いたのに――。
こんなの、あんまりだ。
「酷いよ……! どうしてわたしの頑張りを、否定するの!?」
「あんたが間違った方向に、努力を重ねすぎたのが悪いんだろ?」
「ジェラルド様なら、わたしを受け入れてくれると思ったのに……!」
「殺人を犯してまでもオレの妻になりたがるような奴だとは、こっちだって思わなかったんだよ」
ジェラルドの瞳が、嫌悪感に歪む。
大好きな人からそんな視線を向けられるなど、思いもしなかった。
わたしは今にも泣き出したくなる気持ちをぐっと堪え、涙目で問いかける。