バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
4・修道院ルートへ直行ですわ!
私と殿下が問題を起こしてから、半年の時が過ぎた。
父が「年頃の娘に手を出した王太子などに、うちの娘はやらん」と大激怒していると知った国王は、何度か子ども同士を取りなそうと公爵家にジェラルドを送り込んできたが、今のところ自分は顔を合わせずに済んでいる。
「ジェラルド様ぁ~!」
リナリアが引き続き、猫なで声とともに殿下へ猛アタックを続けていたからだ。
彼女が防波堤の役割を果たしてくれたおかげで、もう二度と彼とは会話をしなくて済みそうだった。
王家側の同意を得られぬせいで、婚約破棄はできていないままだ。
でも……。
叶わぬ恋をいだき続けて最悪の結末を迎えることさえ回避できれば、なんでもいい――そう妥協ができたら、苦労はしない。
殿下の件が膠着状態に陥り、ほっと一息つく暇など残されていなかった。
なぜならば――。
「ルリミカ」
私に好意を抱いているダグラスが、毎日のように押しかけてくるからだ。
父が「年頃の娘に手を出した王太子などに、うちの娘はやらん」と大激怒していると知った国王は、何度か子ども同士を取りなそうと公爵家にジェラルドを送り込んできたが、今のところ自分は顔を合わせずに済んでいる。
「ジェラルド様ぁ~!」
リナリアが引き続き、猫なで声とともに殿下へ猛アタックを続けていたからだ。
彼女が防波堤の役割を果たしてくれたおかげで、もう二度と彼とは会話をしなくて済みそうだった。
王家側の同意を得られぬせいで、婚約破棄はできていないままだ。
でも……。
叶わぬ恋をいだき続けて最悪の結末を迎えることさえ回避できれば、なんでもいい――そう妥協ができたら、苦労はしない。
殿下の件が膠着状態に陥り、ほっと一息つく暇など残されていなかった。
なぜならば――。
「ルリミカ」
私に好意を抱いているダグラスが、毎日のように押しかけてくるからだ。