【完結】転生したら、退場予定の悪妃になりまして
ダンスが終わって大歓声の中、フレンたちが戻ってきた。
二年ほどの時が過ぎて一段と凛々しくなったイヴァンがフレンに言った。
「今度は僕の国にも来てほしい」
「はい、そのうちに」
そう言ったフレンが少し背伸びをする。
そして、ちゅ、とごく自然にイヴァンの頬にキスをした。
「……っ」
イヴァンの顔が真っ赤になる。
その光景を微笑ましく見ていると、隣でギルフォードが一段とソワソワしていた。
「フレン、俺には」
「仕方ないですね」
フレンが屈んだギルフォードの頬にもキスをする。
「おかあさまにも!」
「ええ、嬉しいわ」
可愛い娘にキスをされる。キスをし返すと、えへへと幸せいっぱいにフレンが笑った。
この笑顔だけで他になにが必要だろうか。
「次はおかあさまと踊りたいです」
「もちろん」
お誘いを受けて、フレンの手を取る。
軽やかで明るい音楽に合わせてステップを踏んだ。
エメリアが男性役を引き受けたが、フレンは文字通り妖精のように華やかに踊っている。
確かな温もりを感じつつ、エメリアは微笑んだ。
「これからも、ずっと一緒ね」
「はい!」
そう言って、母娘二人で笑い合った。
二年ほどの時が過ぎて一段と凛々しくなったイヴァンがフレンに言った。
「今度は僕の国にも来てほしい」
「はい、そのうちに」
そう言ったフレンが少し背伸びをする。
そして、ちゅ、とごく自然にイヴァンの頬にキスをした。
「……っ」
イヴァンの顔が真っ赤になる。
その光景を微笑ましく見ていると、隣でギルフォードが一段とソワソワしていた。
「フレン、俺には」
「仕方ないですね」
フレンが屈んだギルフォードの頬にもキスをする。
「おかあさまにも!」
「ええ、嬉しいわ」
可愛い娘にキスをされる。キスをし返すと、えへへと幸せいっぱいにフレンが笑った。
この笑顔だけで他になにが必要だろうか。
「次はおかあさまと踊りたいです」
「もちろん」
お誘いを受けて、フレンの手を取る。
軽やかで明るい音楽に合わせてステップを踏んだ。
エメリアが男性役を引き受けたが、フレンは文字通り妖精のように華やかに踊っている。
確かな温もりを感じつつ、エメリアは微笑んだ。
「これからも、ずっと一緒ね」
「はい!」
そう言って、母娘二人で笑い合った。