【完結】転生したら、退場予定の悪妃になりまして
7.いいこと、わるいこと
ギルフォードは信用していると言ったが、やはり所在不明な時間があったことは尾を引いていた。
騎士や女官たちがなんだかんだと警戒して、人目がある状況が続いている。
それでもメレディスと二人で話す時間をつくって、気になること……具体的に、エメリアがどう死ぬのか聞いてみた。
『いえ……いつもならもう少しわかるのですが、エメリア様の未来はどうも流動的で……』
問い掛ければ、頬に手を置いてメレディスはそう言って首を振った。
(未来、か)
フレンを部屋で寝かしつけた後、エメリアは考えた。いつもなぜか自分の肩に乗っている埃妖精を撫でつつ。
その言葉に一人の人物の心当たり浮かんでいた。
正直に答えてくれるかわからないが、試してみる価値はあるかもしれない。
翌朝、早速エメリアは目を覚ましたフレンに聞いてみた。
「フレン、前に妖精王様と話したと言っていた気がするのだけれど」
「はい!」
「……私も、お話しすることはできるかしら」
フレンはきょとんとエメリアを見上げた。
不審に思われないよう慌てて取り繕う。
「いつもフレンを助けてくれているから、お礼がしたくて」
「わかりました! 今呼びますね」
「今!?」
騎士や女官たちがなんだかんだと警戒して、人目がある状況が続いている。
それでもメレディスと二人で話す時間をつくって、気になること……具体的に、エメリアがどう死ぬのか聞いてみた。
『いえ……いつもならもう少しわかるのですが、エメリア様の未来はどうも流動的で……』
問い掛ければ、頬に手を置いてメレディスはそう言って首を振った。
(未来、か)
フレンを部屋で寝かしつけた後、エメリアは考えた。いつもなぜか自分の肩に乗っている埃妖精を撫でつつ。
その言葉に一人の人物の心当たり浮かんでいた。
正直に答えてくれるかわからないが、試してみる価値はあるかもしれない。
翌朝、早速エメリアは目を覚ましたフレンに聞いてみた。
「フレン、前に妖精王様と話したと言っていた気がするのだけれど」
「はい!」
「……私も、お話しすることはできるかしら」
フレンはきょとんとエメリアを見上げた。
不審に思われないよう慌てて取り繕う。
「いつもフレンを助けてくれているから、お礼がしたくて」
「わかりました! 今呼びますね」
「今!?」