交換殺人日記
次の日の朝、いつもより早くベッドから起き上がった。
昨日の夜は興奮していたあまり、中々寝付けなかった。
「さーてと、早速書いてみようかな」
あたしは枕元に置いておいた交換殺人日記を手に取り、表紙をめくった。
中はごく普通の日記だった。
「どんな風に殺してやろうかなー」
早速最初のページに書き始めた。
日付け:9月21日
実行日:9月21日
殺したい人の名前:桃橋中学校3年3組、甘枝咲希
殺したい理由:いじめてくるから。
どのように死んでほしいか:駅のホームから落ちる。
「よし」
駅のホームから落ちて電車に引かれれば、カラダがバラバラになって苦しいはず。
「ちょんと苦しんでもらわないとね?」
あたしは日記をカバンに入れて学校の準備をし、家を出た。
今日のあたしはやけにテンションが高い。
何故なら、この日記を手に入れたから。
まだ本物かどうかはわからないけど。
*
学校に着いて、日記を机の上に広げた。
あたしがノートを書いてるとき、いつもノートを取り上げて大声で読んでいた甘枝は、机に日記を広げておけばきっとこの日記も読むはずだ。
あたしはいじめられる恐怖心と日記を読まれるわくわく感で興奮していた。
自席で待つこと15分、甘枝と早稲田、井妻、加瀬の4人グループが登校してきた。
彼女たちは教室に入るなり、あたしの方へ歩いてきた。
「おい笹田。うちらより早く来てるとか何様!?」
あたしは彼女たちの言葉に動じず、殺人日記を書くフリをした。
「おい聞いてんのか!」
井妻があたしの椅子をひと蹴り。
その衝撃であたしのカラダが揺れ、腕で殺人日記を落としてしまった。
それに気づいた甘枝が日記を拾った。
運良く甘枝のことが書いてあるページが開いていた。
まだ教室には人が少ないから大声で読まれても平気だ。
そして甘枝は日記に視線を向け、ニヤリと笑っていつものように大声で読み始めた。
「日付、くがつにじゅーいちにち、実行日、ん?実行日って何?」
最初は楽しそうに読んでいた甘枝だったが、徐々に顔が青ざめていた。
「ちょっと、何なのよこれ!?」
甘枝は日記を投げ捨て、教室を飛び出した。
「咲希!?」
その後に続いて、3人も教室を出て行った。
いつ実行されるかはわからないが、甘枝にあんな顔をさせることができたのはとても嬉しかった。
何より読ませることができたため、もしこの日記が本物なら甘枝は今日中に死ぬだろう。
「ざまあみろ」
そう言ってニヤリと笑ったあたしの頭の中には、さっきの甘枝の表情が浮かんでいた。
昨日の夜は興奮していたあまり、中々寝付けなかった。
「さーてと、早速書いてみようかな」
あたしは枕元に置いておいた交換殺人日記を手に取り、表紙をめくった。
中はごく普通の日記だった。
「どんな風に殺してやろうかなー」
早速最初のページに書き始めた。
日付け:9月21日
実行日:9月21日
殺したい人の名前:桃橋中学校3年3組、甘枝咲希
殺したい理由:いじめてくるから。
どのように死んでほしいか:駅のホームから落ちる。
「よし」
駅のホームから落ちて電車に引かれれば、カラダがバラバラになって苦しいはず。
「ちょんと苦しんでもらわないとね?」
あたしは日記をカバンに入れて学校の準備をし、家を出た。
今日のあたしはやけにテンションが高い。
何故なら、この日記を手に入れたから。
まだ本物かどうかはわからないけど。
*
学校に着いて、日記を机の上に広げた。
あたしがノートを書いてるとき、いつもノートを取り上げて大声で読んでいた甘枝は、机に日記を広げておけばきっとこの日記も読むはずだ。
あたしはいじめられる恐怖心と日記を読まれるわくわく感で興奮していた。
自席で待つこと15分、甘枝と早稲田、井妻、加瀬の4人グループが登校してきた。
彼女たちは教室に入るなり、あたしの方へ歩いてきた。
「おい笹田。うちらより早く来てるとか何様!?」
あたしは彼女たちの言葉に動じず、殺人日記を書くフリをした。
「おい聞いてんのか!」
井妻があたしの椅子をひと蹴り。
その衝撃であたしのカラダが揺れ、腕で殺人日記を落としてしまった。
それに気づいた甘枝が日記を拾った。
運良く甘枝のことが書いてあるページが開いていた。
まだ教室には人が少ないから大声で読まれても平気だ。
そして甘枝は日記に視線を向け、ニヤリと笑っていつものように大声で読み始めた。
「日付、くがつにじゅーいちにち、実行日、ん?実行日って何?」
最初は楽しそうに読んでいた甘枝だったが、徐々に顔が青ざめていた。
「ちょっと、何なのよこれ!?」
甘枝は日記を投げ捨て、教室を飛び出した。
「咲希!?」
その後に続いて、3人も教室を出て行った。
いつ実行されるかはわからないが、甘枝にあんな顔をさせることができたのはとても嬉しかった。
何より読ませることができたため、もしこの日記が本物なら甘枝は今日中に死ぬだろう。
「ざまあみろ」
そう言ってニヤリと笑ったあたしの頭の中には、さっきの甘枝の表情が浮かんでいた。