利害一致の同情婚 ~カタブツ航空自衛官は契約妻を溺愛する~
ここ最近はこんな親密な触れ合いが増えて、ますます勘違いをしそうになる。
なにか特別な意味があるのかと勘繰っては、そうじゃないと必死に否定する。
急に糖度が増した理由を、彼に尋ねる勇気はない。それに抱きしめられることが嫌じゃないから、されるがままでいる。
ストイックな彼は、自宅にもトレーニング機器をそろえている。筋トレは日課となっていて、休日だって必ず行っている。
あの見た目以上に逞しい体に包まれたら、無条件で安堵してしまう。
「……って。恥ずかしすぎる」
肌に感じた彼の吐息を思い出して、ぶるっと体が震える。
私だけが彼を意識して、もしかして……と期待して浮かれそうになる。
でも、本当はそうじゃないのだろう。だって私たちは契約の関係にすぎないのだから。
一緒にいる時間が増えて、雅樹さんはこれまで以上に私に心を開いてくれたというところか。
無自覚な甘い発言が多くて、人たらしな彼のこと。私にとっては親密な触れ合いも、彼にとってはそれほど特別でもないのかもしれない。
彼の心情を勝手に想像しては一喜一憂する。最近の私は、その繰り返しばかりだった。
なにか特別な意味があるのかと勘繰っては、そうじゃないと必死に否定する。
急に糖度が増した理由を、彼に尋ねる勇気はない。それに抱きしめられることが嫌じゃないから、されるがままでいる。
ストイックな彼は、自宅にもトレーニング機器をそろえている。筋トレは日課となっていて、休日だって必ず行っている。
あの見た目以上に逞しい体に包まれたら、無条件で安堵してしまう。
「……って。恥ずかしすぎる」
肌に感じた彼の吐息を思い出して、ぶるっと体が震える。
私だけが彼を意識して、もしかして……と期待して浮かれそうになる。
でも、本当はそうじゃないのだろう。だって私たちは契約の関係にすぎないのだから。
一緒にいる時間が増えて、雅樹さんはこれまで以上に私に心を開いてくれたというところか。
無自覚な甘い発言が多くて、人たらしな彼のこと。私にとっては親密な触れ合いも、彼にとってはそれほど特別でもないのかもしれない。
彼の心情を勝手に想像しては一喜一憂する。最近の私は、その繰り返しばかりだった。