幼馴染み勇者様との一途な身代わり初恋♡~勇者の幼馴染という負けポジションの妹の身代わりになったつもりで、つもりだったのに何故か執着溺愛されちゃった私の誤算。~
09 口喧嘩
旅立つことを決めた私たちが荷造りしていた時、妹ジーノがいつものように番人小屋へ様子見に現れて、何をしているのかと驚いたようだった。
可愛らしい容姿を持つジーノは最近、素敵な婚約者も出来て、大人っぽい格好を好むようになった。
流しっぱなしにしていた長い栗色の髪は纏めて上げて、以前は可愛らしい服を好んでいたけれど、飾りけの少ないすっきりとしたシルエットのワンピースを着ている。
そうすると、あまり似ていないと思っていた姉の私に、似て来たように思える。
「……え! どういうこと? フェリクス。お姉ちゃんを連れて、いきなり王都へ行くなんて、何考えてるの?」
「いきなり来て、なんだよ。ジーノ。関係ないんだから、俺たち二人のことに、いちいち口出すなよ」
ジーノとフェリクスは、同い年だ。三つ年上の私よりも、話す話題も多いし気が合っているように見える。もっとも、今では双方ともに恋愛対象であることなんて、絶対にないといわんばかりに険悪な関係だ。
可愛らしい容姿を持つジーノは最近、素敵な婚約者も出来て、大人っぽい格好を好むようになった。
流しっぱなしにしていた長い栗色の髪は纏めて上げて、以前は可愛らしい服を好んでいたけれど、飾りけの少ないすっきりとしたシルエットのワンピースを着ている。
そうすると、あまり似ていないと思っていた姉の私に、似て来たように思える。
「……え! どういうこと? フェリクス。お姉ちゃんを連れて、いきなり王都へ行くなんて、何考えてるの?」
「いきなり来て、なんだよ。ジーノ。関係ないんだから、俺たち二人のことに、いちいち口出すなよ」
ジーノとフェリクスは、同い年だ。三つ年上の私よりも、話す話題も多いし気が合っているように見える。もっとも、今では双方ともに恋愛対象であることなんて、絶対にないといわんばかりに険悪な関係だ。