幼馴染み勇者様との一途な身代わり初恋♡~勇者の幼馴染という負けポジションの妹の身代わりになったつもりで、つもりだったのに何故か執着溺愛されちゃった私の誤算。~
本来ならば、恋仲になるはずのエリザベスとは距離を置くことになる。激しく求めていることがあるのだから、それ以外が要らないと思っていたのね。
「アリーチェ。遠慮しなくて良いよ。あの時と同じように、この身体を好きなように……触って良いんだよ?」
「フェリクス……」
顔を傾けて壮絶な色気滴る美しい顔は、私の犯した罪を思い出させた。愚かで自分勝手な行為をまざまざと見せつけられて、羞恥のために私の顔が熱を帯びた。
あの時、フェリクスは眠っていた振りをして、起きていて……私が彼の身体を好きに触れていたことも、全部全部、何もかもわかっていたんだ。
「フェリクス……」
私が慌てて身を引こうとしたら、フェリクスは私の二の腕を掴み、くるりとお互いの体勢を入れ替えた。
「アリーチェ。どうしたの……俺とこういうことを、したくなかったの?」
「それはっ……」
したくないわけではなかった。フェリクスはいずれ居なくなるからと思って、私は好きになりすぎないようにしていただけだ。
一度、彼に愛されれば、その他の誰のことも受け入れられなくなりそうで。
「アリーチェ。遠慮しなくて良いよ。あの時と同じように、この身体を好きなように……触って良いんだよ?」
「フェリクス……」
顔を傾けて壮絶な色気滴る美しい顔は、私の犯した罪を思い出させた。愚かで自分勝手な行為をまざまざと見せつけられて、羞恥のために私の顔が熱を帯びた。
あの時、フェリクスは眠っていた振りをして、起きていて……私が彼の身体を好きに触れていたことも、全部全部、何もかもわかっていたんだ。
「フェリクス……」
私が慌てて身を引こうとしたら、フェリクスは私の二の腕を掴み、くるりとお互いの体勢を入れ替えた。
「アリーチェ。どうしたの……俺とこういうことを、したくなかったの?」
「それはっ……」
したくないわけではなかった。フェリクスはいずれ居なくなるからと思って、私は好きになりすぎないようにしていただけだ。
一度、彼に愛されれば、その他の誰のことも受け入れられなくなりそうで。