夜の月



すると、私の腕を掴んでいるナンパ野郎が急に、震え出した。


「なっっ、!!!」





何にそんなに驚いてるのだろうか


この男にか、?


疑問に思い交互にふたりを見た。


知り合いなのだろうか、?




「おい、その手離せ」


「っ!!!は、はいっ、!」


と、さっきから掴まれていた腕がやっと解放され、安堵のため息が漏れた。


「はぁ、」


「す、すみませんでした!!!翡翠さんの女だとは知らずにっ!!!!」


え、?


おんな、?だれの、?



チラリと翡翠と呼ばれた男の方を見た。


っ、


目が合ってしまい、咄嗟に目を逸らした。



そしてナンパ野郎は「で、では!」といいながら、急いでこの場を去っていった。


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