夜の月



しばらく3人と話をしていると、



ガチャ、



「チッ、」


と、まさかのまさかあのメガネ君が舌打ちをしたんですよ。これにはもうびっくりしすぎて、おもわず見ちゃいましたよ!


そしたらすごく絶対零度のオーラが出てきてすぐ逸らしました。はい。


なにあれ怖すぎん!?


今後逆らわないことをこの場で誓った。



そんなことを思っていると、さっきドアを開けた人物がこの部屋に入ってきた。


「あれぇ〜?女の子だあ!!」


入ってきたのは、女の子。それもすごく可愛い。


クリーム色の髪の毛にくせっ毛なのかふわふわと揺らされた長い髪の毛、大きな目、小さい鼻に可愛らしい口。


まさに絵本に出てくるようなお姫様って感じの女の子だ。


だけど、メガネくんは、いや彼らはなんでそんなに嫌そうな顔をしてるのかな?


「何の用ですか?」


と、さっきまで優しく話していたような声じゃなく、すごく冷たい声で喋った。


ビクッ、


少し怖くなり、この男にまた縋った。すごく安心するんだ。


それを察したのか、メガネ君がこちらを見て優しく笑ってくれたから、少し怖くなくなった。


「下っ端の子達がかわいい女の子がいるってぇ、言ってたからあ見に来ちゃったぁ♪」


と、ニコニコとこちらを見てそう言った。


ギュッ、


目の前の服をまた少し握った。


だって、女の子の目の奥がすごく怖かったんだ。




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