夜の月


するとその女の子は、


「っ!ご、ごめんなさいっ!」


バタンっ!


と、少し怯えながらも扉を勢いよく閉めてこの部屋から出て行った。


でも、その顔は怯えを見せていたが、この部屋を出る時、私をすごい睨んで出ていった。


「ごめんね夜ちゃん、」


「え、?あ、はいだいじょぶです。」


突然謝られた。どうしたんだろう。


「あの女はね!僕たちの先代にあたる人の妹なんだぁ」


と、かわい子ちゃんが説明してくれた。


「先代、?」


「俺たちの先輩みたいな感じですよ。」


なるほど、だから頼まれたら断れないってことなんだ。


「あの女は図々しいからさあ、さすがに俺でも無理!」


いかにも女全般行けます!て感じしてるのに、あのタイプは無理らしい。意外な発見。ふむふむ。


考え込んでいると霜月翡翠が、


「くせぇ、」


突然そんなことを言い出した。


えっ、私?うそ!


反射的に自分の匂いを嗅いでたら、



「ちげぇ、夜じゃねえ」



「っ、!」



違ったみたい、あはは、安心した。


すると突然、



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