お抹茶王子にキョーミないですっ!
「すっかり女の子っぽくなって。調子が狂うなぁ」
お、女の子っぽい? え、わたしの? どこが、どう。
っていうかわたしのほうがあなたのことを完全に女の子だと思ってたんだから絶対にその衝撃のほうが大きいですよ!?
「せ、先輩こそ。あのその……なんていうか」
なんと言えばいいのでしょうか。
「ああ。女の子みたいだったこと?」
あっさり言って「ふ」とお菊ちゃんの顔で笑った。
「はい。ていうかわたし……ほんとうに女の子だと思ってました」
遠慮がちにボソボソ言うと、先輩は一瞬キョトンとしてから「くっははは!」と楽しそうに笑った。
「そうか。それは衝撃だったね」
「ハイ。かなり」
なんだろうな。オタマジャクシがカエルの子だって初めて発見した人の気持ちかも。
先輩は「ごめんごめん」と軽く謝る。わたしが勝手に騙されてただけなんでべつにいいですけど。
「スズちゃんはなんで茶道部に?」
「あ……じつはまだ入るって決めたわけじゃなくて、ですね」
そう。まだ仮入部期間ではある。
「え」
「え……と」
お、女の子っぽい? え、わたしの? どこが、どう。
っていうかわたしのほうがあなたのことを完全に女の子だと思ってたんだから絶対にその衝撃のほうが大きいですよ!?
「せ、先輩こそ。あのその……なんていうか」
なんと言えばいいのでしょうか。
「ああ。女の子みたいだったこと?」
あっさり言って「ふ」とお菊ちゃんの顔で笑った。
「はい。ていうかわたし……ほんとうに女の子だと思ってました」
遠慮がちにボソボソ言うと、先輩は一瞬キョトンとしてから「くっははは!」と楽しそうに笑った。
「そうか。それは衝撃だったね」
「ハイ。かなり」
なんだろうな。オタマジャクシがカエルの子だって初めて発見した人の気持ちかも。
先輩は「ごめんごめん」と軽く謝る。わたしが勝手に騙されてただけなんでべつにいいですけど。
「スズちゃんはなんで茶道部に?」
「あ……じつはまだ入るって決めたわけじゃなくて、ですね」
そう。まだ仮入部期間ではある。
「え」
「え……と」