結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
エマの明るい声に励まされる。
「ありがとう。実は、さっきシオドアにアーヴィンの手紙を見せたのよ」
「あぁ……それでは奥様がお疲れになったのも理解できます」
エマがテーブルの上にお茶の入ったカップをコトリと置いた。カップから立ち上がる白い湯気は、香ばしいにおいと共に室内に溶け込んでいく。
「でも、お茶会に行くのは私だけだとシオドアには伝えたわ」
「それで、旦那様は納得されたのですか?」
「えぇ。だって、旦那様は体調を崩して寝込んでいれば、大好きな愛人に看病してもらえるのよ?」
お茶を一口飲んで、喉の渇きを潤す。自分でも思っていたより、口の中はからからに渇いていたらしい。
「それから明後日は、ポーレット公爵家の晩餐会に出席することになっているから。ドレスの準備をお願いね」
「もちろんです。その日は、向こうのお屋敷にお泊まりでしたよね?」
「そうね。シオドアにも伝えたけれど……まぁ、気乗りしないわよね」
「ありがとう。実は、さっきシオドアにアーヴィンの手紙を見せたのよ」
「あぁ……それでは奥様がお疲れになったのも理解できます」
エマがテーブルの上にお茶の入ったカップをコトリと置いた。カップから立ち上がる白い湯気は、香ばしいにおいと共に室内に溶け込んでいく。
「でも、お茶会に行くのは私だけだとシオドアには伝えたわ」
「それで、旦那様は納得されたのですか?」
「えぇ。だって、旦那様は体調を崩して寝込んでいれば、大好きな愛人に看病してもらえるのよ?」
お茶を一口飲んで、喉の渇きを潤す。自分でも思っていたより、口の中はからからに渇いていたらしい。
「それから明後日は、ポーレット公爵家の晩餐会に出席することになっているから。ドレスの準備をお願いね」
「もちろんです。その日は、向こうのお屋敷にお泊まりでしたよね?」
「そうね。シオドアにも伝えたけれど……まぁ、気乗りしないわよね」