結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
不意打ちのような告白に、喜びと戸惑いが入り交じり、リンダは落ち着きなく目をきょどきょどさせる。
「だが……悪いが、君とは結婚できない。父が、僕の相手として君を認めない」
今度は奈落の底に落とされたような絶望感に襲われ、テーブルの上に置いてある手が震えた。しかしその震える手を、シオドアの手がやさしく包む。
「リンダ。僕を信じてほしい。君とは結婚できないが、僕は君と一緒にいたいんだ……」
「それって、どういう……?」
確認したいのに、尋ねてはいけないような気分にすらなる。
「イレーヌと結婚するのは二年後。まずはそれまで、僕の恋人になってくれないか?」
触れた手から伝わる彼の体温に、すっと心がやわらいでいく。
「わたしでいいのでしょうか?」
期間限定の恋人とはいえ、彼に恋心を抱くリンダにしてみれば、気持ちが天にも昇るような話なのだ。
「ああ、君がいい。もちろん、二年後のことも考えておくから」
シオドアから熱のこもった瞳を向けられ、リンダはこくりと頷いた。
「だが……悪いが、君とは結婚できない。父が、僕の相手として君を認めない」
今度は奈落の底に落とされたような絶望感に襲われ、テーブルの上に置いてある手が震えた。しかしその震える手を、シオドアの手がやさしく包む。
「リンダ。僕を信じてほしい。君とは結婚できないが、僕は君と一緒にいたいんだ……」
「それって、どういう……?」
確認したいのに、尋ねてはいけないような気分にすらなる。
「イレーヌと結婚するのは二年後。まずはそれまで、僕の恋人になってくれないか?」
触れた手から伝わる彼の体温に、すっと心がやわらいでいく。
「わたしでいいのでしょうか?」
期間限定の恋人とはいえ、彼に恋心を抱くリンダにしてみれば、気持ちが天にも昇るような話なのだ。
「ああ、君がいい。もちろん、二年後のことも考えておくから」
シオドアから熱のこもった瞳を向けられ、リンダはこくりと頷いた。


