結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
アーヴィンとはこうやって手紙のやりとりはするけれど、残念ながら、先日の茶会以降、顔を合わせてはいない。私が寝込んでしまったというのも理由の一つだが、なかなか会うきっかけが掴めずにいた。
もしかして私も、リンダのようにアーヴィンを離れに住まわせればいいのだろうか、なんて考えもよぎったことはあるが、その案はすぐに丸めて思考のゴミ捨て場に捨てた。
「わかったわ。シオドア宛ての手紙は、先に私が確認することになっているから」
まるで言い訳のようにエマに告げると、アーヴィンの手紙をすぐに探して、手に取る。
シオドア宛てになっていたとしても、流れるようなこの字は確かにアーヴィンのもの。
「奥様、私はお茶の用意をして参りますね」
一人でアーヴィンからの手紙を読めるよう、エマが気遣ってくれる。
「ええ、お願い。今日は、トリアスのお茶が飲みたいのだけれど、まだ茶葉は残っていたかしら?」
「もちろんでございます」
もしかして私も、リンダのようにアーヴィンを離れに住まわせればいいのだろうか、なんて考えもよぎったことはあるが、その案はすぐに丸めて思考のゴミ捨て場に捨てた。
「わかったわ。シオドア宛ての手紙は、先に私が確認することになっているから」
まるで言い訳のようにエマに告げると、アーヴィンの手紙をすぐに探して、手に取る。
シオドア宛てになっていたとしても、流れるようなこの字は確かにアーヴィンのもの。
「奥様、私はお茶の用意をして参りますね」
一人でアーヴィンからの手紙を読めるよう、エマが気遣ってくれる。
「ええ、お願い。今日は、トリアスのお茶が飲みたいのだけれど、まだ茶葉は残っていたかしら?」
「もちろんでございます」