結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
そのかわり、ポーレット公爵自身も好きにさせてもらっている。
「おまえは、女を離れに住まわせているのだろう?」
息子はわかりやすすぎる。愛人を離れに住まわせ、夜な夜なそちらへ通っているというのはヘルナントから情報が入っていた。イレーヌは何も言わないようだが、妻が口うるさくなければいいというわけではない。妻だけでなく、周囲の口も閉ざさなければ、意味はない。
我が子ながらシオドアは真面目すぎて、融通が利かないのが問題だ。これといったらそれに集中してしまい、周囲の状況が見えなくなる。
「まぁ、イレーヌも知っていますから」
その分、息子の嫁となったイレーヌは、状況判断に優れており、見て見ぬ振りができる。
結婚当初からシオドアが愛人を離れに住まわせていても、文句ひとつ言わず、自分の話し相手兼侍女としているようだが、それを台なしにしているのがシオドアなのだ。
詰めが甘いというか、なんというか。
「女にドレスを贈ったのだろう? だったらイレーヌにも同じように贈れ」
「父さん?」
「おまえは、女を離れに住まわせているのだろう?」
息子はわかりやすすぎる。愛人を離れに住まわせ、夜な夜なそちらへ通っているというのはヘルナントから情報が入っていた。イレーヌは何も言わないようだが、妻が口うるさくなければいいというわけではない。妻だけでなく、周囲の口も閉ざさなければ、意味はない。
我が子ながらシオドアは真面目すぎて、融通が利かないのが問題だ。これといったらそれに集中してしまい、周囲の状況が見えなくなる。
「まぁ、イレーヌも知っていますから」
その分、息子の嫁となったイレーヌは、状況判断に優れており、見て見ぬ振りができる。
結婚当初からシオドアが愛人を離れに住まわせていても、文句ひとつ言わず、自分の話し相手兼侍女としているようだが、それを台なしにしているのがシオドアなのだ。
詰めが甘いというか、なんというか。
「女にドレスを贈ったのだろう? だったらイレーヌにも同じように贈れ」
「父さん?」