結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
「それは、私の知ったことではありません。リンダさんのドレスを買うなら、きちんと予算を組んでください。その分、旦那様の装飾費は削らせていただきますが」
「僕の、ではなく君の予算を削るべきだろう? 妻としての最大の役目を果たしていないのだから」
にたにたと下卑た笑いを浮かべるシオドアの言いたいことはよくわかる。だが、後継者はリンダの子と誓約書に書いたはずだから、彼が私に子作りを求める必要はない。ただの、嫌みである。
私は大げさなくらいに息を吐いてから、呆れた声をあげる。
「わかりました。では、これからはそのようにいたしましょう。それで、今回の請求はどのように処理をいたしますか? とりあえず費目流用しておけばよろしいですか?」
「金はあるところから回せばいい。話がそれだけなら、僕は部屋に戻る」
それ以外にも話したいことはあったが、シオドアが荒々しく扉を閉めて出ていってしまったため、それを伝えることはできなかった。
「僕の、ではなく君の予算を削るべきだろう? 妻としての最大の役目を果たしていないのだから」
にたにたと下卑た笑いを浮かべるシオドアの言いたいことはよくわかる。だが、後継者はリンダの子と誓約書に書いたはずだから、彼が私に子作りを求める必要はない。ただの、嫌みである。
私は大げさなくらいに息を吐いてから、呆れた声をあげる。
「わかりました。では、これからはそのようにいたしましょう。それで、今回の請求はどのように処理をいたしますか? とりあえず費目流用しておけばよろしいですか?」
「金はあるところから回せばいい。話がそれだけなら、僕は部屋に戻る」
それ以外にも話したいことはあったが、シオドアが荒々しく扉を閉めて出ていってしまったため、それを伝えることはできなかった。