結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
義両親は夫婦で参加するにしても、シオドアのパートナーは間違いなくリンダだ。
「もう少し、こぢんまりとしたパーティーからのほうがよくないかしら?」
「君とシオドアの不仲説は、ここ一か月でありとあらゆる場に広まっているんだ。今さらだろ?」
アーヴィンがずばっと言ってしまうほど、ロンペル子爵夫妻の結婚生活は破綻しているという話が広まっていることは否定しない。結婚生活はもって三か月だったとか、半年もよく持ったなとか、結局一年ももたなかったとか、そんな噂だ。
だって一部の人間は、リンダの存在すら知っていたのだから。シオドアが学生時代にリンダと懇意にしていたと知るのは、やはり私たちと同学年の彼らだ。
「イレーヌは我慢したと思うし、結婚してからもロンペル子爵家のために奔走していたんだろ?」
「そうね。だって、領民は悪くないもの。といっても、今まではポーレット公爵のほうで一括で見ていたから。それが本来の形になっただけよね。でも、領主が変わったから生活が苦しくなったって思われたくなかったんだけど……やっぱりダメみたいね。義父から援助を受けることになりそうよ」
「だけど、そこにカラクリがあったとしたらどうする?」
「もう少し、こぢんまりとしたパーティーからのほうがよくないかしら?」
「君とシオドアの不仲説は、ここ一か月でありとあらゆる場に広まっているんだ。今さらだろ?」
アーヴィンがずばっと言ってしまうほど、ロンペル子爵夫妻の結婚生活は破綻しているという話が広まっていることは否定しない。結婚生活はもって三か月だったとか、半年もよく持ったなとか、結局一年ももたなかったとか、そんな噂だ。
だって一部の人間は、リンダの存在すら知っていたのだから。シオドアが学生時代にリンダと懇意にしていたと知るのは、やはり私たちと同学年の彼らだ。
「イレーヌは我慢したと思うし、結婚してからもロンペル子爵家のために奔走していたんだろ?」
「そうね。だって、領民は悪くないもの。といっても、今まではポーレット公爵のほうで一括で見ていたから。それが本来の形になっただけよね。でも、領主が変わったから生活が苦しくなったって思われたくなかったんだけど……やっぱりダメみたいね。義父から援助を受けることになりそうよ」
「だけど、そこにカラクリがあったとしたらどうする?」