結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
ひえびえとしたアーヴィンの声がしんと静まり返った室内に響く。
「答える答えないは自由です。ただ、叔父上がイレーヌ嬢に対して友情以上の気持ちがないというのであれば、僕がもらってもいいですか?」
ビクリとアーヴィンは大きく身体を震わせる。
「はっ? 何を言っている? ふざけているのか?」
アーヴィンが目をつり上げれば「僕は本気ですよ?」とセリウスも睨みつける。
「ふざけるな。彼女はポーレット公爵子息と婚約したんだ」
「だからですよ!」
アーヴィンの苛立ちに触発され、セリウスもつい声を荒らげた。
「叔父上は、彼女がポーレット公爵家に嫁いでいいと思っているんですか? あのぼんくら息子と一緒になっていいと、本気でそう思っているんですか!」
小さく拳を作ったセリウスは、八つ当たりするかのようにもう一度机をドンと叩く。
「モノに当たるのはやめなさい」
「こういうときばかり叔父の顔をする。普段は僕と変わらないくせに」
「答える答えないは自由です。ただ、叔父上がイレーヌ嬢に対して友情以上の気持ちがないというのであれば、僕がもらってもいいですか?」
ビクリとアーヴィンは大きく身体を震わせる。
「はっ? 何を言っている? ふざけているのか?」
アーヴィンが目をつり上げれば「僕は本気ですよ?」とセリウスも睨みつける。
「ふざけるな。彼女はポーレット公爵子息と婚約したんだ」
「だからですよ!」
アーヴィンの苛立ちに触発され、セリウスもつい声を荒らげた。
「叔父上は、彼女がポーレット公爵家に嫁いでいいと思っているんですか? あのぼんくら息子と一緒になっていいと、本気でそう思っているんですか!」
小さく拳を作ったセリウスは、八つ当たりするかのようにもう一度机をドンと叩く。
「モノに当たるのはやめなさい」
「こういうときばかり叔父の顔をする。普段は僕と変わらないくせに」