結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
セリウスの指摘にアーヴィンも少しだけ唇の端をひくつかせたが、これはセリウスの言葉が図星だった証拠。叔父でありながらもセリウスと年が近く、弟のようにかわいがってもらっていたため、父王と過ごした時間よりもアーヴィンと一緒にいた時間のほうが長いくらいだ。だから、その行動からなんとなく叔父の様子がわかる。
昨年、テロス展でイレーヌに近づいたのもわざとだった。アーヴィンを刺激してやったというのに、彼は嫉妬すらしなかった。多少、苛立った様子はあったようだが。
「もう一度聞きます。叔父上はイレーヌ嬢のことを好いているのではありませんか?」
セリウスはアーヴィンの幼い時の顔によく似ていると言われる。だから、アーヴィンも自分の顔に見られているようで居心地が悪いのだろう。
顔を引きつらせてからアーヴィンは大きく息を吐いた。
「その顔で俺を見るな」
「やはり叔父上はイレーヌ嬢のことが好きなんだ。それなのに気持ちを伝えられず、ポーレット公爵家に横取りされたと」
「……やめろ」
やめろと言われてやめるセリウスでもなく、さらにたたみかける。
昨年、テロス展でイレーヌに近づいたのもわざとだった。アーヴィンを刺激してやったというのに、彼は嫉妬すらしなかった。多少、苛立った様子はあったようだが。
「もう一度聞きます。叔父上はイレーヌ嬢のことを好いているのではありませんか?」
セリウスはアーヴィンの幼い時の顔によく似ていると言われる。だから、アーヴィンも自分の顔に見られているようで居心地が悪いのだろう。
顔を引きつらせてからアーヴィンは大きく息を吐いた。
「その顔で俺を見るな」
「やはり叔父上はイレーヌ嬢のことが好きなんだ。それなのに気持ちを伝えられず、ポーレット公爵家に横取りされたと」
「……やめろ」
やめろと言われてやめるセリウスでもなく、さらにたたみかける。