御曹司の溺甘庇護欲が最愛妻と双子を取り戻す
「大丈夫、ぐっすり寝てる」

「あの、画面を私の方に――んっ」

深く口づけてから彼が甘い声で囁く。

「モニターは俺が見てるから安心して。今は渚に夢中になってほしいんだ」

潤う部分に雄々しい侵入を受ける。

「あっ……んっ」

緩急をつけたリズムに翻弄され、突き抜けそうでできない快感がもどかしい。

身もだえして喘ぎ、たくましい体にしがみついていると彼の望む通りになる。

(もっと、もっと、宏斗さんを感じたい……)

なにも考えられなくなるほどに愛し合い、同時に体を震わせたあとは残夢のようなぼんやりとした意識で優しいキスを受ける。

「渚」

「は、い……」

彼の腕まくらで目を閉じると急激な睡魔に襲われる。

安心して意識を手放そうとしていると、宏斗の気が抜けたような長い息が額にかかった。

「可愛い子供がふたりと最愛の妻がいる。三年後には夢も叶う。こんなに幸せでいいのか。いつかその代償を負うんじゃないかと心配になるな」

もしそうなら一緒に報いを受けたいと言いたかったが、半分夢の中にいるため答えられない。

「寝てる?」

クスッと笑う声がした。

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