御曹司の溺甘庇護欲が最愛妻と双子を取り戻す
「わかりました……」
申し訳ないと思いつつ頷いて、試着室に入った。
店員が持ってきてくれたのは上品な藤色の膝下丈のワンピースで、袖がレース生地になっている。
それに合わせるのは銀色のパンプスとクラッチバッグだ。
両方ともブランドのロゴが大きくあしらわれている。
(着こなせるか自信ないけど……)
着替えをして全身を姿見に映し、どう判断していいのかわからず戸惑っている。
「いかがですか?」と店員に問われて恐る恐るドアを開けると、宏斗も目の前にいて心臓が波打った。
彼の視線が渚の全身を一往復する。
似合わないと思われている気がして眉尻を下げたが、彼が感嘆の息をついた。
「きれいだ。見惚れてすぐに言葉が出なかった」
(本当に?)
「これもつけてくれないか」
彼が持っているのはダイヤのネックレスだ。
目を見開く渚の首に有無を言わさずつけられる。
「戸惑わせてごめん。でもとても似合っている。胸を張って」
(自信を持っていいの……?)
ハイブランド品で身を固めたからといって渚自身のなにかが変わったわけでもないのに、彼に言われると胸を張りたくなった。
申し訳ないと思いつつ頷いて、試着室に入った。
店員が持ってきてくれたのは上品な藤色の膝下丈のワンピースで、袖がレース生地になっている。
それに合わせるのは銀色のパンプスとクラッチバッグだ。
両方ともブランドのロゴが大きくあしらわれている。
(着こなせるか自信ないけど……)
着替えをして全身を姿見に映し、どう判断していいのかわからず戸惑っている。
「いかがですか?」と店員に問われて恐る恐るドアを開けると、宏斗も目の前にいて心臓が波打った。
彼の視線が渚の全身を一往復する。
似合わないと思われている気がして眉尻を下げたが、彼が感嘆の息をついた。
「きれいだ。見惚れてすぐに言葉が出なかった」
(本当に?)
「これもつけてくれないか」
彼が持っているのはダイヤのネックレスだ。
目を見開く渚の首に有無を言わさずつけられる。
「戸惑わせてごめん。でもとても似合っている。胸を張って」
(自信を持っていいの……?)
ハイブランド品で身を固めたからといって渚自身のなにかが変わったわけでもないのに、彼に言われると胸を張りたくなった。