泡のような世界で君と恋をする
「……っ……!」

私の身体を、鋭い痛みが貫いた。

「澪、私を見るな」
「呼吸を、私に合わせろ」

私は必死にうなずき、息を整える。

次の瞬間。

拘束が、砕け散った。

光は床に溶け、紋様が消える。

「……解除、された……?」

白い存在が後退する。

「人間が……王家の共鳴を……」

答えることなく、ルシアは私を抱き寄せた。

腕の中の身体は、驚くほど冷たい。
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