泡のような世界で君と恋をする
「……遅くなった」

「……ううん……」

澪は、ルシアの服を強く掴む。

「……来てくれた……」

背後で水が動く。

セリオ、ミルル、カインが結界内へ踏み込んだ。

「澪の位置、完全に特定できた!」
「共鳴が、道を示してた!」

「脱出経路は確保済み!」
「犠牲は、出させない!」

白い存在が、歯を噛みしめる。

「……王は、これを許さない……」

「伝えろ」
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