泡のような世界で君と恋をする
――仲間として
「澪のこと、聞いた」
ミルルが切り出す。
「客殿に置かれてる」
「完全に、人間扱いだ」
ルシアの指が、きしむ。
「……それが、正しい」
「正しいな」
カインが即答する。
「でも、楽か?」
その一言が、刺さった。
「共鳴を封じたのは、王としてだろ」
セリオが続ける。
「じゃあ今苦しいのは?」
僕は、答えられなかった。
代わりに、息を吐く。
「……僕は、間違っていない」
「うん」
ミルルが頷く。
「でも、独りで背負う必要もない」
静かな声。
「共鳴がなくなっても」
「お前が澪を気にかける理由は、消えないだろ」
その言葉に、僕は目を伏せた。
共鳴があったから、守ったのか。
それとも――
「……僕は」
言葉を探す。
「王である前に」
「ひとりの存在として、澪を選んだ」
その答えに、
三人は、何も言わなかった。
ただ、そこに立っていた。
それが、答えだと言うように。
「澪のこと、聞いた」
ミルルが切り出す。
「客殿に置かれてる」
「完全に、人間扱いだ」
ルシアの指が、きしむ。
「……それが、正しい」
「正しいな」
カインが即答する。
「でも、楽か?」
その一言が、刺さった。
「共鳴を封じたのは、王としてだろ」
セリオが続ける。
「じゃあ今苦しいのは?」
僕は、答えられなかった。
代わりに、息を吐く。
「……僕は、間違っていない」
「うん」
ミルルが頷く。
「でも、独りで背負う必要もない」
静かな声。
「共鳴がなくなっても」
「お前が澪を気にかける理由は、消えないだろ」
その言葉に、僕は目を伏せた。
共鳴があったから、守ったのか。
それとも――
「……僕は」
言葉を探す。
「王である前に」
「ひとりの存在として、澪を選んだ」
その答えに、
三人は、何も言わなかった。
ただ、そこに立っていた。
それが、答えだと言うように。