闇底の純愛
歯磨きを終えて部屋に戻ると、京はもういつもの調子に戻っていた。
ただ、どこか眠そうだ。
まだ12時頃。普段だったらもう少し起きてごろごろしてるけど、今日はもう寝ようかな、と思う。
意外なことに、京は眠くなるのが早い。
いつもこのくらいの時間に目がとろんとしてくる。
「京。もう寝よ」
「……うん」
そう言うと、京はのそのそと起き上がって洗面所へ向かった。
もうだいぶ眠いらしい。
京が歯を磨きに行ってる間に布団を整えておく。
やがてガチャっとドア開き、ゴンッと鈍い音が響いた。
「……京? 大丈夫……?」
振り向くと、京はおでこを抑え、蹲って悶絶していた。
「〜〜〜っ!!」
「...寝ぼけすぎ」