最愛の灯を吹き消す頃に。
「元宮くん」

「んー?」

「私ね、実は結構人見知りなの」

「へぇ。そうは見えないけどね」

「今の状況、結構頑張ってて」

「あはは。それはありがとう」

「でもね、この前美容室のお姉さんに魔法の三大テーマ教えてもらったんだ」

「魔法の三大テーマ?」

「老若男女。年齢、性別問わず誰とでも共感生を持てる話題」

「え、何それ。俺も知りたい」

「天気、食べ物、税金」

一瞬、きょとんとした表情で固まった元宮契は、すぐにクスクスと笑い出した。

「あっははははは!何それ。真中さんってほんと変な子」

「私じゃなくて!美容師さんが言ったんだもん」

「でもそれを真剣に教えてくれる真中さんも…真面目っていうか、いい子だね」
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