最愛の灯を吹き消す頃に。
「午後から病院連れてってもらったって。胃腸炎らしいよ」

五時間目が終わった後の休憩時間。
佐々木さんの親友ちゃんが教えてくれた。

「そう。それはしんどいね。めっちゃ痛そうだったもんね」

「私には分かんなかったけど。朝からずっと一緒に居たのに」

「え…」

「新凪ちゃんなんで分かったの」

「いやだからたまたまだよ。そう見えただけで…偶然でしょ」

「ふーん。でもちょっと怖いね」

「怖い、って?」

「なんか新凪ちゃんに言われたからそうなっちゃったのかなって」

「そんなことっ…!私にそんな力なんて…」
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