おひさまからのラブレター
「ねえ、皆さん。お願いがあります。おひさまがゆっくり休めるように、一番優しい音を奏でてくれませんか」
自分では歌を歌えないおつき様は、虫たちにお願いしました。
それは、言葉にできないおつき様からの、精一杯の「お返事」だったのかもしれません。
ひと月かけて勇気を蓄えたとき、おつき様は満月になり、星たちを並べて手紙を書きました。
春の夜空には「今日は森の花たちが咲き始めましたよ」と報告を。
冬の夜空には、オリオン座をひときわ明るく輝かせ「夜は冷えますから、暖かくして眠ってくださいね」と心を込めて気遣いました。
おひさまには届かない手紙かもしれませんが、おつき様は一生懸命に返事を送り続けました。「冬のダイヤモンド」や「夏の大三角」と星を並べ替え、想いを形にするのです。
そして「気づいてほしい」という気持ちが溢れてしまったとき、おつき様はそっと、流れ星を投げかけるのでした。
自分では歌を歌えないおつき様は、虫たちにお願いしました。
それは、言葉にできないおつき様からの、精一杯の「お返事」だったのかもしれません。
ひと月かけて勇気を蓄えたとき、おつき様は満月になり、星たちを並べて手紙を書きました。
春の夜空には「今日は森の花たちが咲き始めましたよ」と報告を。
冬の夜空には、オリオン座をひときわ明るく輝かせ「夜は冷えますから、暖かくして眠ってくださいね」と心を込めて気遣いました。
おひさまには届かない手紙かもしれませんが、おつき様は一生懸命に返事を送り続けました。「冬のダイヤモンド」や「夏の大三角」と星を並べ替え、想いを形にするのです。
そして「気づいてほしい」という気持ちが溢れてしまったとき、おつき様はそっと、流れ星を投げかけるのでした。