雨音が響く星空の下で
なんとなくこの先輩が纏う空気は、過ごしやすくて綺麗な景色や美味しいご飯で幸せいっぱいになる秋の空気に似ている気がしたから。
秋は好きな季節ではなくなったけど、今でも秋の空気はすごく好き。
よく挙げられる5つの秋の中でも、読書、スポーツ、食の3つをこよなく愛する私にとって秋はとても幸福感に満ちる季節でもあるから。
いつも美味しいご飯だって、なんだか秋の方が美味しく感じるし、いつも読んでる本も秋に入ると余計余韻に浸れる。
山が紅に染まっていく過程をこの窓から眺めるのも好き。
「君は守咲時雨ちゃん、でしょ?時雨ちゃんって呼んでもいい?」
私の席に肘をついて、左側からこちらを見下ろす先輩には先程の子犬感は無くなっていた。
長袖のカットシャツは第二ボタンまで開けた先輩は両腕を肘あたりまで捲りあげている先輩。
なんだろう、子犬みたいに見える時もあるのに時折見せる先輩としての余裕に胸が疼く。
「だめ?」
「い、いや……」
「なら時雨ちゃん呼びするね。俺のことは、んー紅葉先輩とか?あーでもこれじゃ女みたいに聞こえんなぁ…」
秋は好きな季節ではなくなったけど、今でも秋の空気はすごく好き。
よく挙げられる5つの秋の中でも、読書、スポーツ、食の3つをこよなく愛する私にとって秋はとても幸福感に満ちる季節でもあるから。
いつも美味しいご飯だって、なんだか秋の方が美味しく感じるし、いつも読んでる本も秋に入ると余計余韻に浸れる。
山が紅に染まっていく過程をこの窓から眺めるのも好き。
「君は守咲時雨ちゃん、でしょ?時雨ちゃんって呼んでもいい?」
私の席に肘をついて、左側からこちらを見下ろす先輩には先程の子犬感は無くなっていた。
長袖のカットシャツは第二ボタンまで開けた先輩は両腕を肘あたりまで捲りあげている先輩。
なんだろう、子犬みたいに見える時もあるのに時折見せる先輩としての余裕に胸が疼く。
「だめ?」
「い、いや……」
「なら時雨ちゃん呼びするね。俺のことは、んー紅葉先輩とか?あーでもこれじゃ女みたいに聞こえんなぁ…」