こもれび日和
数時間後、

「……あれ?ジンとカズがいない!」
タツコは家じゅうを探して顔色を変えた。

「まさか外に……?!」
ユウイチも青ざめる。

すぐにタツコは交番へ電話をかけた。

「もしもし!交番ですか!?
ジンとカズが、いないんです――!!」

電話を受けたスギムラユウサク巡査は即座に反応した。

「わかりました!すぐに向かいます!」

パトロールカーのライトが赤く夜道を照らし、
コモレビ村中がざわついた。


スギムラ巡査は川沿いの道をゆっくり走った。
すると……月光の下、青いブルーシートが見えた。

「……まさか」

車を停めて近づく。

ブルーシートの上には――
歩、直、トモ、マキ、ユイが
ぎゅうぎゅうに並んで寝ていた!!

「おーい!君たち!」

歩がぱちっと目を覚ました。

「……ウサギ、いた……?」

「いるわけないだろう!!」

スギムラ巡査は頭を抱えつつも、
全員が無事でホッと胸をなでおろした。

パトカーに乗せられた子どもたちは、
しょぼんと肩を落としたまま家へ帰った。
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