こもれび日和
家に帰ると、
律が心配で顔を真っ赤にしながら待っていた。
「……歩、直。
怒ってるよ。でも……無事でよかった」
歩と直の目に涙が浮かんだ。
「ごめんなさい……」
「ウサギ……みたかっただけ……」
律は大きく息をつき、二人の頭をそっと撫でた。
「気持ちはわかる。でもね、夜は危ないんだ。
まずは……豚汁、食べなさい。冷めちゃうから」
5人はしょんぼりしながら、
温かい豚汁をすすった。
その味は、なんだか胸に沁みた。
翌朝。
歩たちはみんなで交番へ向かった。
スギムラ巡査は腕を組んで立っていた。
「昨日は本当に心配したんだぞ。
夜に子供達だけで外に出たら……危ないんだからな」
歩たちは深々と頭を下げた。
「ごめんなさい!」
「もうしません!」
スギムラ巡査は、やれやれと笑った。
「よし。じゃあ代わりに……
今度、安全なところで月の話をしてやるよ」
歩たちの顔がぱっと明るくなる。
「ほんと!?」
「ウサギのおはなしして!」
「はいはい、してやるから」
コモレビ村の十五夜騒動は、
こうしてようやく幕を閉じた。
律が心配で顔を真っ赤にしながら待っていた。
「……歩、直。
怒ってるよ。でも……無事でよかった」
歩と直の目に涙が浮かんだ。
「ごめんなさい……」
「ウサギ……みたかっただけ……」
律は大きく息をつき、二人の頭をそっと撫でた。
「気持ちはわかる。でもね、夜は危ないんだ。
まずは……豚汁、食べなさい。冷めちゃうから」
5人はしょんぼりしながら、
温かい豚汁をすすった。
その味は、なんだか胸に沁みた。
翌朝。
歩たちはみんなで交番へ向かった。
スギムラ巡査は腕を組んで立っていた。
「昨日は本当に心配したんだぞ。
夜に子供達だけで外に出たら……危ないんだからな」
歩たちは深々と頭を下げた。
「ごめんなさい!」
「もうしません!」
スギムラ巡査は、やれやれと笑った。
「よし。じゃあ代わりに……
今度、安全なところで月の話をしてやるよ」
歩たちの顔がぱっと明るくなる。
「ほんと!?」
「ウサギのおはなしして!」
「はいはい、してやるから」
コモレビ村の十五夜騒動は、
こうしてようやく幕を閉じた。