契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜
ホテルのウェディングプロモーションと称してマスコミを沢山呼んでいる。
今、控え室には笹沼夫妻が、ひなたを連れて挨拶に来てくれている。
「じいじとばあば、ママ本当に綺麗でしょ」
「ふふ、本当に綺麗ね」
「ありがとうございます」
ひなたはすっかり笹沼夫妻になれたようだった。
会えなかった時があっても、祖父母と孫の関係を持てたようで嬉しく思う。
ノックと共に、緋色が入ってきた。
「パパー! 」
ひなたが嬉しそうに抱きつくのを緋色が受け止める。
「笹沼社長、今日、結婚式と同時進行で森田蓮が森田食品を内部告発します。その打ち合わせ宜しいですか?」
「分かった」