契約婚だから溺愛は不要です〜余命一年で捨てられた私はホテル王に求婚される〜
「蓮くん、君もどうせ日陰に誘惑され、唆されたのだろう。アレは玲香と同じで男を狂わす女だ。君の父親も玲香に手を出した。私は自分のモノに手を出されるのが1番嫌いなんだ。玲香には消えてもらったよ。汚れた彼女では私の心の隙間は埋められない」

 小笠原社長のと言葉に、一瞬時が止まった気がした。
 俺の心にヒュウと心臓を凍らすような風が吹いた。

 父は俺の初恋が玲香さんだと知っていた。

 それよりも、俺は自分と寝た女の娘である日陰さんと俺を結婚させようとしていた父が理解できない。

 父が秘密倶楽部で自分の欲望を発散させてたことを耳にしても、自分も遊んでたから父親でも男ならそんなもんだと思ってた。
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