透明な命と、最後の夏
ー涼風ー
1年前のあの日一余命宣告されたあの日からずっとずっと支えてくれたのは貴方でした。

病気で、いつ死ぬか分からないこんな私を、どうしようもない私をあの日からずっとずっと支えてくれたのは貴方でした。

「そんな、弱みがある涼風でも、俺はずっと、涼風の燈が消えてしまうその時までそばにいるよ」

あんな優しい言葉を聞いたのは初めてだった。

そこからは早かった。

貴方と色んな場所に行って、遊んで、でもね、時間は待ってくれない。

いつかは楽しい時間は終わる。

もう体の感覚はもうない。

みんなが叫ぶ声も遠くなる。

あぁ...私、ここで終わるんだぁ...もっと、もっと生きたかったなぁ...声はもう出ない。

だから一

「あ、い、し、て、る』
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