未完だった恋の続き。


私は毎日朝練をしていた。

だから少し早く登校する。7時15分くらい



いつ渡そうかなぁ

そう思いながら教室に向かった。




教室に入るとーーーーー




私の隣の席に1人座っているだけ。



ーーー神山大地




神山大地は宿題をせっせとしていた。


教室に入ると、一瞬神山大地がこちらを見る。



静かに隣の席にカバンを置き、提出物を出し、
どうしよう...と思っているところに、

同じ部活のたかちゃんが登校してきた。


「おはよう杏菜!朝練一緒に行こう〜」

「おはよう!うんいいよ!」


たかちゃんは荷物を置いてさっさと教室を出る。


一緒に私もでたけど、
今渡さなきゃタイミングない!!
ここ逃したらダメだ。


「たかちゃん、忘れ物した!先に行ってて〜」



神山大地1人がいる教室へ戻った。




思い切って 話しかけてみる。



「昨日のってほんとう?」


「さぁどうやろうねー。」
神山大地が笑う。



どうやろうってなに??

嘘ってこと?本当?



もう騙されてもいいや、私は好きだもん。



覚悟を決めて、

「これ誰にもみせないでね!」と伝えて
目の前に手紙を置いた。





ーーー緊張した。初めて話した。

高鳴る胸の鼓動を感じ、
急いで朝練へ向かった。



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