ただ君を愛したいだけ
私は陽菜を抱きしめた。彼女にとっていちごが、事故とセットの嫌な思い出にならないようにしてあげたい。
「陽菜ちゃん、いちご食べる?」
「食べりゅ!」
智治さんは手に提げていた紙袋からいちごを取り出す。
「いちごまですみません」
「洗ってくるよ。あとこれもある」
次に紙袋から出てきたのは、たくさんのパンだった。
「さとうさんって何回も口にするから知り合いの名前なのかと思ったけど、パンがいっぱいあると盛んに言うのが不思議で。あの近くでパン屋を検索したら、ベーカリーさとうを見つけて」
いつも行くスーパーの隣にあるパン屋のことだ。
陽菜はそこのパンが大好きで、よく通っているが、わざわざ買いに行ってくれたとは。
「ポリポリあるよ」
「そう、よかったわね。それも食べよう」
陽菜が言うポリポリとは、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたラスクのこと。
いろんなパンがあるのに、陽菜はこれが一番好きなのだ。
「陽菜ちゃん、いちご食べる?」
「食べりゅ!」
智治さんは手に提げていた紙袋からいちごを取り出す。
「いちごまですみません」
「洗ってくるよ。あとこれもある」
次に紙袋から出てきたのは、たくさんのパンだった。
「さとうさんって何回も口にするから知り合いの名前なのかと思ったけど、パンがいっぱいあると盛んに言うのが不思議で。あの近くでパン屋を検索したら、ベーカリーさとうを見つけて」
いつも行くスーパーの隣にあるパン屋のことだ。
陽菜はそこのパンが大好きで、よく通っているが、わざわざ買いに行ってくれたとは。
「ポリポリあるよ」
「そう、よかったわね。それも食べよう」
陽菜が言うポリポリとは、パンの耳を揚げて砂糖をまぶしたラスクのこと。
いろんなパンがあるのに、陽菜はこれが一番好きなのだ。