悪女ロベリアの矜持 ~欲にまみれた王族の皆様。〝ただの側室〟に翻弄される気分はいかがですか?~
▽ロベリア・ガーランド:二度目①
▽ロベリア・ガーランド:二度目①
鳥の鳴き声が聞こえた気がしてそっと目を開く。
柔らかな陽の光が降り注いでいた。
地獄のような牢での生活を終え、天国に来ることができたのだろうか。
ならば大好きな姉に会えるかもしれない。
ぼんやりとした頭でそんなことを思いながらゆっくり視線を巡らせて、激しく混乱する。
ここは天国ではなく、ガーランド伯爵領の自室だった。
なぜ。
どうして。
死の間際に見る夢にしてはあまりにリアルで、慌てて起き上がった。
そこでまた驚く。
冷たい石床ではなく、柔らかなベッドの上で寝ていたのだ。
動揺したまま自分の身体をあちこち確認する。
衰弱して痩せ衰えたはずの腕はパンパンに膨らみ、色艶もよく手触りもいい。
頬に触れる。
張りも弾力も、昔のままだ。
ベッドから転がるように飛び出して、姿見に自分を映す。
だらしなく肥え太ったみっともない身体に、愕然として膝から崩れ落ちた。
どういうことなの。
最低限以下の食事で、骨と皮だけになっていたはずなのに。
考えがまとまらないまま、這うようにして部屋を出る。
おかしい。ありえない。
私の身に一体なにが起きているの?
ヨロヨロと壁にぶつかりながら廊下を進んでいく。
鳥の鳴き声が聞こえた気がしてそっと目を開く。
柔らかな陽の光が降り注いでいた。
地獄のような牢での生活を終え、天国に来ることができたのだろうか。
ならば大好きな姉に会えるかもしれない。
ぼんやりとした頭でそんなことを思いながらゆっくり視線を巡らせて、激しく混乱する。
ここは天国ではなく、ガーランド伯爵領の自室だった。
なぜ。
どうして。
死の間際に見る夢にしてはあまりにリアルで、慌てて起き上がった。
そこでまた驚く。
冷たい石床ではなく、柔らかなベッドの上で寝ていたのだ。
動揺したまま自分の身体をあちこち確認する。
衰弱して痩せ衰えたはずの腕はパンパンに膨らみ、色艶もよく手触りもいい。
頬に触れる。
張りも弾力も、昔のままだ。
ベッドから転がるように飛び出して、姿見に自分を映す。
だらしなく肥え太ったみっともない身体に、愕然として膝から崩れ落ちた。
どういうことなの。
最低限以下の食事で、骨と皮だけになっていたはずなのに。
考えがまとまらないまま、這うようにして部屋を出る。
おかしい。ありえない。
私の身に一体なにが起きているの?
ヨロヨロと壁にぶつかりながら廊下を進んでいく。