悪女ロベリアの矜持 ~欲にまみれた王族の皆様。〝ただの側室〟に翻弄される気分はいかがですか?~
「……そうですか、安心しました。その辺は陛下も弁えてらっしゃいますよね」
安堵する声が意識から遠のく。
「さあ、長い休憩時間は終わりです。溜まった書類に目を通していただかなくては」
この話はもうこれでおしまいだとばかりに、ルキウスが無理やりに切り替える。
いつ伝えよう。すぐではもったいない。
最初はそれとなく匂わせるだけ。焦らして焦らして、散々反応を楽しんでからだ。
文面は上滑りして、内容は頭に入らない。
それでもルキウスに言われるままに御璽を押していく。
政務は夜が更けるまで続いたが、頭の中はロベリアで占められていた。
安堵する声が意識から遠のく。
「さあ、長い休憩時間は終わりです。溜まった書類に目を通していただかなくては」
この話はもうこれでおしまいだとばかりに、ルキウスが無理やりに切り替える。
いつ伝えよう。すぐではもったいない。
最初はそれとなく匂わせるだけ。焦らして焦らして、散々反応を楽しんでからだ。
文面は上滑りして、内容は頭に入らない。
それでもルキウスに言われるままに御璽を押していく。
政務は夜が更けるまで続いたが、頭の中はロベリアで占められていた。