可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
(声をかける暇もなかったわ……)
立ったり座ったりも忙しい。なんだかなと、吐息がもれる。
「ああもちろん、先程の二着とデザイン画で皆様の反応もご好評だった数着は、イメージ通りに調整して、仕上げてくる予定ですわ」
「えっ、購入決定なのですか!?」
「もちろんです。大公様からも『似合うものであれば購入させるよう』と指示をいただいております。同じものを着ても真似できないこの高貴な雰囲気っ、流行を起こすこと間違いなしですわ!」
売り込むという熱意をデザイナーからは感じた。
目的が明確なタイプは嫌いではない。
それからも休憩を挟みながら、かなりのドレスを試着した。
あまりにも忙しすぎて、初めての色合わせもデザインも感動している暇さえない。
「もし春の社交シーズンで着用される場合には、季節に合わせて少しアレンジさせていただく予定です。半袖でも美しいスタイルに仕上がることでしょう」
「は、はは……」
結局、合計二十着が決まってしまった。
(いったい、いくらかかっているのか大変気になるわ……)
立ったり座ったりも忙しい。なんだかなと、吐息がもれる。
「ああもちろん、先程の二着とデザイン画で皆様の反応もご好評だった数着は、イメージ通りに調整して、仕上げてくる予定ですわ」
「えっ、購入決定なのですか!?」
「もちろんです。大公様からも『似合うものであれば購入させるよう』と指示をいただいております。同じものを着ても真似できないこの高貴な雰囲気っ、流行を起こすこと間違いなしですわ!」
売り込むという熱意をデザイナーからは感じた。
目的が明確なタイプは嫌いではない。
それからも休憩を挟みながら、かなりのドレスを試着した。
あまりにも忙しすぎて、初めての色合わせもデザインも感動している暇さえない。
「もし春の社交シーズンで着用される場合には、季節に合わせて少しアレンジさせていただく予定です。半袖でも美しいスタイルに仕上がることでしょう」
「は、はは……」
結局、合計二十着が決まってしまった。
(いったい、いくらかかっているのか大変気になるわ……)