可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
それならアイリスも『パパ』の望むようにしよう。
狼の姿になれることは、悪いことではない。成長の一歩として喜ぶべきものだと。
「成長おめでとうアリム!」
アイリスは、飛んできた仔狼を思いきり抱き締めた。
「偉いわ! すごいわ!」
「あはははっ、くすぐったいよ~!」
もみくちゃに撫でまくって、全身で褒めまくる。
「小さな銀色の狼かわいい~!」
「好き?」
「大好きよ! これからこの姿も大きくなっていくのかしらね」
ヴァンレックの身長と、狼に変身した際の大きさがかなり違うことからして、狼の姿の成長速度は違う気がする。
「うん、どんどん大きくなっていくと思うよ」
「じゃあ、好きなものも含めてもっと食べていかなくちゃね。たくさん遊んで、体力もつけて――」
なんてもふもふな触り心地だろう。うっとりとした一瞬後、アイリスは手に触れたぱたぱたと動くちいさな翼にハタとする。
(そういえば……なんで背中に小さな翼がついているのかしら?)
これも祖先の神獣の影響なのだろうか。
狼の姿になれることは、悪いことではない。成長の一歩として喜ぶべきものだと。
「成長おめでとうアリム!」
アイリスは、飛んできた仔狼を思いきり抱き締めた。
「偉いわ! すごいわ!」
「あはははっ、くすぐったいよ~!」
もみくちゃに撫でまくって、全身で褒めまくる。
「小さな銀色の狼かわいい~!」
「好き?」
「大好きよ! これからこの姿も大きくなっていくのかしらね」
ヴァンレックの身長と、狼に変身した際の大きさがかなり違うことからして、狼の姿の成長速度は違う気がする。
「うん、どんどん大きくなっていくと思うよ」
「じゃあ、好きなものも含めてもっと食べていかなくちゃね。たくさん遊んで、体力もつけて――」
なんてもふもふな触り心地だろう。うっとりとした一瞬後、アイリスは手に触れたぱたぱたと動くちいさな翼にハタとする。
(そういえば……なんで背中に小さな翼がついているのかしら?)
これも祖先の神獣の影響なのだろうか。