可愛いあの子の継母になるなら、獣人大公の嫌われ妻でも構いませんわ!〜どうやら私は侯爵家の悪女のようです〜
「な、なっ……!」
「君は行動力もあるようだが、何もするんじゃないぞ? 素直に受け取っておけ」
「で、ですが、恐ろしい金額ですっ」
「まぁ大公妃なのだから、自由に動かせる額がそれくらいあっても不思議ではない。それくらい陛下たちの印象もいいということだ」
そう語ったヴァンレックは得意げだった。どうして彼のほうが満足そうなのか分からないが、その話が本当だとすると、かなり心強い。
(印象が……それも意外ね……)
アイリスは結婚してからここを出ていない。
とすると、昨日のアリムの報告を受けての褒美だ。
(アリムの成長には、それだけ『子育て』が必須なのね)
こんな金額をくれるほど、王家はアイリスを評価している。結婚は認めなかったくせに、ヴァンレックの子の成長にはかなり関心を持っているのだ。
アイリスは嫌な気持ちがした。
(ヴァンレック様はそれについて、何も思わないのかしら?)
今回結婚も、なんとなく見えてきた。
「君は行動力もあるようだが、何もするんじゃないぞ? 素直に受け取っておけ」
「で、ですが、恐ろしい金額ですっ」
「まぁ大公妃なのだから、自由に動かせる額がそれくらいあっても不思議ではない。それくらい陛下たちの印象もいいということだ」
そう語ったヴァンレックは得意げだった。どうして彼のほうが満足そうなのか分からないが、その話が本当だとすると、かなり心強い。
(印象が……それも意外ね……)
アイリスは結婚してからここを出ていない。
とすると、昨日のアリムの報告を受けての褒美だ。
(アリムの成長には、それだけ『子育て』が必須なのね)
こんな金額をくれるほど、王家はアイリスを評価している。結婚は認めなかったくせに、ヴァンレックの子の成長にはかなり関心を持っているのだ。
アイリスは嫌な気持ちがした。
(ヴァンレック様はそれについて、何も思わないのかしら?)
今回結婚も、なんとなく見えてきた。